
更新日:2012年3月14日
初めてカーテンを洗濯したところ、少し縮んでしまいました。これからも洗濯するたびにどんどん縮んでしまうのかと心配です。洗濯によるカーテンの縮みについて教えてください。
繊維を素材とするカーテンは、洗濯によって縮みます。初めてカーテンを洗濯した時には、大きく縮み、洗濯を重ねることによって縮む率は小さくなります。どのくらい洗濯をくり返せば、縮むのがおさまるかはわかりませんが、最初の洗濯での縮み方が極端に大きいようです。
洗濯による収縮率は、JISで定められた試験にのっとった方法で、どの会社も調べています。その結果は、サンプル帳などに記載されており、この記載事項が洗濯の際の縮みの目安になります。多くは、水洗いした結果の‘水洗い’の数字と、ドライクリーニングした結果の‘ドライ’の2種類が表示されています。丈方向はタテの数字を、巾方向はヨコの数字を参考にしてください。もちろん、生地をヨコ使いした時は逆になるので要注意。数字が小さい方が、縮みにくいことをあらわしています。
但し、環境条件などによって、1〜2%程度の誤差がでる場合があります。水洗いとドライ両方の結果がのっていても、その隣に表示されている取扱い絵表示を参考に、メンテナンスして下さい。
■取扱い絵表示の一覧表
1.洗い方(水洗い)
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40℃までの液温で、洗濯機の弱水流又は手洗いしてください。 |
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40℃までの液温で、洗濯機の弱水流又は手洗いしてください。 (洗剤は中性洗剤を使用する) |
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30℃までの液温で、弱い手洗いをしてください。(洗濯機は使用できない) |
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水洗いはできません。 |
2. 塩素漂白の可否
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塩素系漂白剤による漂白ができる。 |
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塩素系漂白剤による漂白はできない。 |
3.アイロンのかけ方
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180℃〜210℃の高温でアイロン掛けしてください。 |
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140℃〜160℃の中温でアイロン掛けしてください。 |
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80℃〜120℃の低温でアイロン掛けしてください。 |
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あて布をしてアイロン掛けしてください。(いずれの温度にも共通です) |
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アイロン掛けはできません。 |
4.ドライクリーニング
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ドライクリーニングできます、溶剤はパークロエチレン又は石油系のものを使用してください。 |
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ドライクリーニングできます、溶剤は石油系のものを使用してください。 |
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ドライクリーニングできません。 |
5.絞り方
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手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は短時間で絞ってください。 |
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絞ってはいけません。 |
※1〜4までの表示は義務づけられていますが、5は必ずしも表示する必要はありません。
水によるカーテンの収縮率は、カーテンに使われている繊維の公定水分率によって決まります。水分率が大きいものほど、縮む率は高くなります。
水分率とは、その素材が自然に含んでいる水の量をあらわすもので、素材そのものの重量に対する率であらわされます。この水分率を公式にテストしたものが、公定水分率です。
※参考データ 各繊維の公定水分率
| レーヨン | 11.0% | 縮みやすい |
| 綿 | 8.5% | ↓ |
| アクリル | 2.0% | ↓ |
| ポリエステル | 0.4% | 縮みにくい |
綿やレーヨンなどは、セルロース分子からなるミクロフィブリルで構成されています。そこには、結晶部分(分子同士のつながりがつよい部分)と、非結晶部分 (分子同士のつながりが弱い部分)があります。このつながりの弱い非結晶部分に、水分子が入り込んで繊維を膨らませます。乾燥とともに、入り込んだ水は蒸発し、膨れてしまった繊維が最初の形とは違う形に縮んでしまうわけです。
また、紡績の際の歪みが残っていて、洗濯によって修正されて、縮んだようになることも考えられています。
*カーテンのお手入れ方法については「カーテンFAQ−家庭でできるカーテンのメンテナンス方法とは? 」をご覧ください。
| 家庭でできるカーテンのメンテナンス方法とは? | ||
| ファブリックフロアの水洗い方法を教えて下さい | ||
| ローマンシェードの操作方法を教えてください。 | ||
| カーペットを汚してしまったときには?<食べ物のシミ> | ||
| リノリユームのお手入れ方法 | ||
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