
更新日:2008年8月31日
ダニの発生を防ぐカーペットと、その効果について教えてください。
ダニの好きな湿気は60%から80%、温度は20℃から30℃で、ちょうど人と近いところです。その上、餌となるフケや食べこぼし、埃などが多いと、よけいに活発に活動する様になります。
例えば、住んでいるダニを殺してしまう殺虫剤を使う方法、そしてダニが卵を生めないようにする増殖抑制剤を使う方法。そして、住んでいるダニが居にくくして、しかも他からもよりつきにくくする忌避剤を使用する方法。
東リの住宅向けカーペットのほとんどには防ダニ加工が施されています。東リがダニの繁殖を防ぐために使用しているのは、殺虫剤や増殖抑制剤でなく、忌避剤です。ダニのいやがるような薬剤で、よりつきにくくするような環境にしているわけです。小さな子供やペットのいる環境を考えると、より安全な薬剤をと考えた結果、この方法をとることになりました。
対象にしたのは、数あるダニの中でも喘息やアレルギー性鼻炎の原因と考えられている、ヒョウヒダニ(チリダニ)です。
防ダニ加工を施したカーペットなら、最初は約85%のダニが、12ヶ月後でも約70%のダニが逃げていくことがわかりました。これはかなり高い試験結果です。しかも、水を使ったクリーニングを施しても、ほとんどその効果は変わりませんでした。
もちろん安全性のテストも問題なし。吸い込んだ時の毒性や、皮膚に長時間触れた際の反応をみても、ほとんど影響はありませんでした。
防ダニ効果の試験方法ー大阪府立公衆衛生研究所
防ダニ加工繊維関係で用いられている忌避試験方法。粘着板の上に4cmのプラスチックシャーレ6個を同径の中央のシャーレに接する様に置き、1個おきに計 3枚ずつ、防ダニ加工を施したものと、施してないものをシャーレ内に置きます。中央のシャーレにはダニを5,000匹はなち、さらに各シャーレにはきれいな培地(栄養分豊富な場所)250mgを置きます。この状態で、25.7℃・75%RH(相対湿度)で保存し、一定の時間をあけて、各シャーレで生息するダニの数をカウントします。
住宅向けに開発したほとんどの製品に、東リは防ダニ加工を施しています。目印はこのマーク。
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